怒る勇気。許すということ。友達ということ。

2015.04.19 19:17|気づき
今年度からこっちに来た日本人クラスメイトの子と、不思議な関係が続いています。
というのは、私の人生で初めて、相手が悪いことをした時にストレートにちゃんと怒って、相手が素直に謝って、私が許しを行う、ということがこれで二回目なんです。ちなみに今日二回目があったんですけどね。笑

これ、実は私のプライベートライフでは、本当に初めてのことでもあります。
何でかというと、大体私が誰かに対して本気で怒った時、相手がすくみ上がってしまうので、私に謝りに来れないんです。大体はうやむやのうちに私がその人から距離を取っておしまい、ってなります。通常そうじゃありませんか?子供のうちは無闇にケンカして仲違いして仲直り、なんてあっても、大人ならまぁ大体そうですよね。
でも、私と彼女の場合は違うんです。何故だか。。
彼女が明らかに失礼なこと、思いの足りないことをするんですね。で、私が、この子駄目だなぁ、許せないなぁ。って思う。でも相手が積極的に関わってくるタイプなので、こっちも仕方ないのではっきりと、相手に伝えるんです。そしたらその子、「はっきり言ってくださってありがとうございます」といって、すぐに直接会いに来るんです。どうしたら許してもらえるか分からないけど、今後絶対に二度とこういうことがないように努力するし、でもどうしたらいいか分からないです…。でも努力します。と真剣に言う彼女を見て、私は「いやぁそれにしたって、素直に謝れるって君はすごいよ。」って言うんですけど、だって実際、すごいことだから。。大抵の人は、やましい感情を抱いたが最後、私に顔向けできなくなって、それでおしまいです。私の怒りの欠点は「正当すぎること」でもあるので(笑)だから相手が余計すくみ上がっちゃうんですよね…。でもこの子は私のところに来て、「ゆきこさんの言ってることって本当に全部がその通りすぎて、もう謝りようもないんですけど、本当にごめんなさい、許してください。」って言うんです。それってすごいなと。その子はいつも少し涙が出てしまうんですが(浄化ですねー)、涙を拭いながら、こう言うんです。「ゆきこさんがストレートに全て話してくれるから、私が素直に謝らせてもらえてるんです」と。で「あ、すごいなー。分かってるんだなー」と私は思うわけです。

なんか私も怒るってのが苦手な性格なもので、一度怒ると自分の怒りの激しさに自分でもビビるぐらいなので(笑)ほんと苦手なんですけど…。私の望みは、ストレートに伝えたら、ストレートに相手が反応してくれること、です。それ以外は何も望んでない。別に謝ってほしいわけでも、なんでもない。だから、ただ素直に「そうだったんだ。ちっとも理解していなかった」って思ってくれたら、そして「次からしないように努力する」って言ってくれたら、もうそれでいいんです。でも普通の、余分な自意識の発達した人間たちに、それはとても難しいことです。素直に謝れる人間の、どれほど少ないことか。自分の非を認めることがまず難しい。次に私の怒りが真っ当すぎて反論できなくて口ごもる。そして、まだちゃんとは分からなくても、努力します、と言えた人間は、多分今まで本当に少ししかいなかった。そして私は、フリーズした相手を見て、あぁこの子に何かを期待したことが間違ってたんだ、て思う。そして伝えるのをやめてしまうのです。そんなことばっかりだったから、今回のこの子も、どうせここで終わりだろう。て思ったんですよ。でも、前回である一回目もまさかの、私が彼女との接触を完全に避けるようになった数日後に「私が悪いことをしたなら教えてください」と向こうから言ってくる、というミラクルがあって。そうですか、じゃあちゃんと説明しますよ、と思って、君が何をしたから私は怒ったのだ、ときちんと話したら、まさかのちゃんと理解してくれた、というミラクル(私にしてみれば過去殆ど前例がないので奇跡扱いなわけですよ)が起こったので、もしや今回もそんなことあんのか?とはちょっと思ってました。でもまぁ、あり得ないわね、とも思ってました。ところがまさかの!二回目がありました。(笑)あるんだねー。これはすごいな、と思いました。その子がすごい素直というのもあるし、私がここ数年はいい意味で「怒り」という感情に対して冷静になれてるのもあると思います。チェコに来て怒りの沸点が下がったというのもあります…。いちいち怒ってたらやってけないので。笑 あと、外国で揉まれて、怒りが何も解決しないことを体で学んだというのも、大きいでしょうね。

私の場合、非常に強い違和感を感じる、何か現状が曲がった方向に進んでいるという強烈なサインが「怒り」を感じる、という形でやってくるということに気がついたのです。これはコーチングの時にまず客観的な形で去年学んだことだったので、お仕事させてもらってなかったら分からなかったことだと思います。そしてその場合、そのサインを手がかりにきちんと内容を自分で理解し、それを如何に率直に素直に、余分な形容詞とか私的な思い込みとかを入れずに事実を伝えるか、というのが私が「怒り」を感じた時のポイントでした。それは、今回のこの友達に伝えた時と、基本的には同じです。
そうしてみると、「怒り」というのは現状が自分を含めた関係者全てにとってフェアではないことを示すひとつのサインに過ぎないわけで、それを閉じ込めずにきちんとストレートに表現し、相手に伝えることがどれほど大事なことか、というのも思い知らされます。
でもついつい、特に日本人って、怒りを抱いた自分自身を責めてしまったり、怒りを表現してはいけない、と思ったりしませんか?
でも今回本当に分かったのは、怒りの内容を相手に説明することや伝えることというのは、いわゆる「怒る」とは違うぞ、ということです。
怒りはサインに過ぎないんです。自分が何に対して悲しかったのか、相手のどんな言動が自分を悲しませたのかを、相手に伝える、ということです。
それに今回のこの子みたいに、自分が伝えることが本当の意味でのきちんとした「怒り」ならば、ちゃんとした人ならそれを理解できます。その怒りの価値を理解できるんです。それを伝えて何とも思わない人間ならそもそもあなたのことを全く尊重できない人間なので、あなたが関わる価値がありません。離れてよし。
何故なら、「怒り」を覚える性質の悲しみというのはつまり、自分自身の尊厳を相手が傷つけている、という証拠だからです。それは相手に伝えなくては絶対にだめです。自分がそれをガマンしたところで、何も解決もしません。自分も成長しません。もちろん相手だって成長しません。そして体にその火が「飛び火」して、体のあちこちに炎症ができます。。体さんごめんよ…です。

率直に、自分があなたのこうした言動に傷つけられてしまったのだ、この傷の修復方法が分からないからしばらく顔を見たくないんだ、と伝えるっていうのは、すごく正直で誠実な行動です。
なんていうのかな。
いわば「おこる」じゃなくて「いかる」みたいな…。そういうことなのかな、と思うのです。
「怒り」(いかり)っていうのは、例えば神の怒りっていう単語がありますが、そういうことだと思うんです。愛情をベースに行われるもの。相手のためを思って、そして自分のためにも、言葉にして悲しかったと率直に伝える勇気。それを解放し素直に伝えることで、双方共に癒されるのです。少し勇気がいるとしても、終わった後は、怒る前よりもっと良い気分になります。
やりたくないなぁと思う「おこる」には、かんしゃくを起こしているだけの場合も含まれますね。かんしゃくはどうして起きるのでしょう?それは、自分が何に怒っているのか、何に悲しいと感じているのかを、何らかの理由により表現できないからです。その理由は「怒りを表現するスキルがない」人もいるだろうし「怒りを相手に伝える勇気がない、めんどくさい」という臆病さのせいもあるでしょうし、いろいろあると思うんですけど、その原因を自分で把握して、正確に伝える方法を人は持たなくてはならないと思います。

そして、怒りの本質は「悲しみ」だと、今回改めて思いました。
悲しかった、がっかりした、信頼していたのに裏切られた、という悲しみです。
私は悲しかったよ、と伝えるのは、なんだか情けないような気がして、気が引ける人が多いのかもしれませんが、
でも、悲しかったと伝えられる人は、強い人です。ありのまま正直に生きる勇気がある人です。それは、本物を引きつける力があります。偽物のフェイクでかためられた、虚しい人生を送ることはありません。

やっぱり、どうせなるなら、強くて優しい人になりたい。
だから、私が彼女と出会った理由はきっと、
人に失望しなくていいんだっていうトレーニングなのかもな、って。
彼女という、純粋で強い人が、私に怒る練習をさせてくれているのかも。と思います。
(あと、やっぱこれだけきちんと話して怒ってくれる人って普通いないので、有難い、とも言われてます。笑)
今まで、おこがましい話ですが、自分とレベルの合う友達ってあまりいないもので、失望の方がはるかに多く、また私には彼らの言動が根本的に理解できない、ということが殆どでした。全てが児戯に見えることの方が多いです。そのせいで、どこにどのように力を注いだらいいのかも、分からなかった。私の人生は孤独でした。人がとても好きなのに、私は自分を生かす活路が見出せなくて…。どん底でしたね。ほんと、よく堪えたなぁ。
でも、カードを始めたことから少しずつ自分も成長させてもらっていて、今年はこれからイラストレーションを絶対にやるんだ、と最近どんどん確信が持ててきて、私はコミュニケーションをしたいんだ、そしてその能力が私にはあるし、どうやって磨けばいいかも分かってきた!ってなってからは、本当に色んなものが…変わってきたと思います。
ちゃんと伝えればちゃんと理解したり、真っすぐに謝れる人だっているんだなぁ、っていうのは、私には本当に嬉しいことですね…。うん。やっぱ、彼女みたいな人はあんまりいないなぁ。。怒っても相手が一方的にびびっちゃうことが多くて。私の意図はそうじゃないんだけど。。

今やっとね、全部が楽しく。なってきてるなぁ。怒りも、違和感も、全部面白い。すごく興味深い。自分がどんな感情を抱いても、素直に向き合ってそれをきちんと素直に表現して相手に伝えることも学んだから、動揺しなくなったし、自分をジャッジしないってことはきっとこういうことですよね。そのことによって、相手の事もジャッジせずに済みます。そして物事や人間関係は、必ず良い方向に行くわけです。そういう健康的で前向きな方法が取れる同士である以上、違う方向に行くわけがありませんからね。


それと今回ひとつ自分でも良かったなと思ったのは、彼女を前にして率直な気持ちを語っている時に
「君のことは本当に決して嫌いじゃない、許したいという気持ちはある、君も挽回できるように頑張るって言ってるけど、でも思うのは、君が何をしたから許すとかっていうことじゃなくて、私の感情が許そうって思えるかどうかだからねぇ…」って話してたんですよ。で、気づいた。あ、許すかどうかは、私の気持ちが決めるんだ。って。
で、私の気持ちが「この子を許した!」って思えるには、何を望んでいるのかな?って感じ取りながら話しているうちに「お茶かビールでも一杯おごっておくれ。そしたら許す」って、すらっと口から出てきたんです。そしたら、もちろん!てなって、立ち話してたらちょっと冷えてもきたんで、じゃあもうこのまま茶ぁしばくか、てことで近所のお店でコーヒーおごってもらって、久々にまたいろんなことを話し合って、私もまた自分なりにたくさん彼女から学ぶこともあって(イラストレーションにおいては先輩なので、ほんと勉強になるのです)、茶ぁしばいたらすっかり機嫌が直ったんですよ!私の!
これは大収穫!!(笑)
自分で「どうやったら私は許す気になれるか」を理解して、相手に提示して、相手が受け入れて、それが行われた。というのは、本当に良いことだと思いました。なかなか、「要求する」てのが苦手だった私なんですが…。本当に相手が友達なら、それで許せることなんだよね。うん。
いや、ここまで読んで「いやそれ普通やろ!」と叫んでる人がだいぶいらっしゃるとは思うんですけど…(笑)
人付き合いの下手な人たち組は「うおお、それがあったか!」って今、思ってくれていると確信しています。(笑)
みんなも、条件を提示するといいよっ!(´▽`)
そして、どうしても許せる条件が思い浮かばない場合は、その人との縁が終わったってことだよ。(´▽`)

そんなわけで、今回は終わらなかった、すげー。と思いながら帰路へ。
帰りに彼女もサーッと帰らずにわざわざ私のアパート前まで送ってくれたりしたのもあって、よし許した。てなりました。(笑)でも自分が無理だと思う範囲まで無理して受け入れるのはやめる。ので、そこらへんは自分に素直に生きればいいんだな、と思いました。
全てあるがままに、そのままでいこう、って。逆らおうとするからおかしいんだよね。

ちなみに今週のウィークリーリーディングが「Listen」で自分の心の声をきちんと聞くこと、それに従って動くことだったり、対人関係のとこが「自分が何を受け入れ、何は受け入れないと条件をちゃんと決めて、その通りに行動を起こしなさい」っていうカードだったりして、そしてその結果が「愛にハートを開く」っていう。(笑)アセンデッド使ったんですけどね。もう何この流れ、完璧すぎるやろ…。ワロタ…

はー面白い一週間だったー =3
また来週!(´▽`)
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Yukiko(WHR)

Author:Yukiko(WHR)
誠心リーディングの会(WHR)を立ち上げ、オラクルカードリーディングセッションやティーチングセッション、オラクルカードリーディング基礎講座、エーテリアルクリスタルヒーリングを提供しています。
本職はイラストレーター&画家(ウェブ)。チェコ在住。

リーディング@ココナラ

 

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